皆さんこんにちはCHOICEのスーツのサイズ選びをご覧いただきありがとうございます。
ここにご紹介している内容は、スーツを購入する際の悩みや着こなしに関して記述した内容です
- 既製品のスーツを購入する際、何を基準に見れば良いかわからない?
- どうゆうサイズ感が良いのかわからない?
そんな時に役立ったり、【スーツ初心者】が知っておくと良いと思うポイントであったり
「自分のサイズをジャストフィットで選ぶコツ」を7つのポイントに分けてご紹介いたします。
また、たまにしか着ないけど恥ずかしい着こなしはしたくない方にもお勧めできる選び方になっていますので是非ご参考になさってみてください!
その前にざっとですが、スーツの取り扱いのお店に行くとA-5など、アルファベットと数字表記されていると思いますが、これが何かわからないと選ぶのに苦労してしまうのでサイズスペック表も使って簡単にご説明致します。
スーツを選ぶ際の豆知識
アルファベット表記は何?
Y体・A体・AB体・B体これはざっくり言うと横幅(ウエスト)の大きさになります。
ウエストが80㎝以下であればY体
ウエストが80㎝以上86㎝以内であればA体
ウエストが84㎝以上90㎝以上であればAB体
ウエストが90㎝以上ある場合はB体
このような感じです。ショップによってスーツの基本サイズが若干左右しますのであくまでも目安として考えてください。
数字は何を表すの?
3・4・5・6・7・8・9・10の数字(号数)ですがこれは身長(縦の長さ)を意味する表記です。
*メンズは2はありません。
3だと160㎝くらい
4だと165㎝くらい
5だと170㎝くらい
6だと175㎝くらい
7だと180㎝くらい
8だと185㎝くらい
というように5㎝刻みで縦に長くなります。
ですので身長172㎝くらいでウエストが80㎝から82㎝の方であればA体で数字だと5になります。
なのでA5という表記のサイズを選ぶことが基準になります。
なんか「A5」なんていうとお肉のランクみたいですけどね(笑)
ただこの表記はあくまでも平均値から算出され、生産する際のサイズスペックになります!
一つの例ですが「自分は180CMでウエストは78CM だからY7だ」と決めつけてしまうのはよくありません。
なぜサイズスペック通りじゃダメなの?
人それぞれ身体的特徴が違うからです。
一つの例で上げるとすれば腕の長さです。
例えば身長が180㎝ある人の腕の長さがみんなロボットのように同じでしょうか?
違いますよね(⌒∇⌒)
同じ長さではないのはお分かりだと思います!
また座高も違いますし、165cm の人も170㎝の人もみんなそれぞれ腕の長さも座高も違います。
ですので、この既製品の表記のアルファベットと数字はあくまでも「サイズを選ぶ際の判断基準」、目安と考えておくとスーツを購入する際、固定観念にとらわれることなく、サイズ選びが今までよりよりスムーズに進むと思いますので覚えておくと良いかと思います。
ではここからは早速本題に移りましょう!!
自分のサイズをジャストフィットで選ぶコツ7つのポイント
広告自分に合ったスーツの肩幅
肩幅は、サイズを選ぶ際に最初に確認する部分→店員はまずここを確認します
まず肩の袖山(そでやま)より自分の肩が出ていないか確認します。
袖山より出ているとジャケット着た際に、肩が窮屈になり過ぎてジャケットの両肩が横に引っ張られる状態になります。
そうするとツキ(背中の首下から肩甲骨辺りに出る横シワ)が出てしまい綺麗に見えません。
見た目は一見スリムでも窮屈に見えてしまいます。
ですので試着の際は、袖山から肩が出ていないかまず確認!
ただ、スーツにはそれぞれ「型」
がありいろいろなパターン(型)があるので注意しましょう!
注意点としては袖山から肩が出ないようにするタイプのスーツは「肩パッドの厚み」があるものが多いのでなるべく避けましょう。
肩パッドが3~4層構造(だいたいこれくらいの構造です)のスーツだと明らかに無理して小さいサイズを着ている印象になり見ていて格好良くありません。
ですので肩パッドが触った感じ「厚み」があるものに関しては、袖山から肩が出ていないサイズのものを選びましょう。
また肩パッドが薄くイタリアンクラシコのような薄いパッド(ほぼ入っていないに近い2層構造くらい)のものであれば
逆に袖山より多少出ていた方が体にフィットして格好良く見えます。ただ肩が窮屈になりますので、自分の体感でその辺のフィット感は選びましょう。
ちなみにパッドが薄いものをアンコン仕立てとも言います。
こういった肩パッドの薄いモデル「アンコン仕立て」は昨今非常に多くなりました!トレンド的なものもありますが、、、
体にフィットして格好良く見える要素があるのも一つの人気要因です。
基本的には肩が出ていない方が好ましいですが、スーツの根本的なつくり「型紙」によっては襟元から肩のラインに沿って腕まで綺麗に見える肩が多少出ている見栄えの方が良いフィッティングサイズのものが良いこともありますので覚えておくと選ぶ際の幅が広がると思います。
自分に合ったスーツの身頃(みごろ)
身頃とは?
胴回り→(ウエスト周り)の事を指します
2つボタンのジャケットであれば一番上のボタン
3つボタンのジャケットであれば真ん中のボタンを掛ける所の事を指します。
この「身頃」は、昔言われていたのは「こぶし一つ分空いているのが良い」とされていましたが、上記の①でも示した通り、日本人向けにスーツの型もアップデートされていますので、最近ではこぶし一つ分は空きすぎになります。
自分の体型にはどれくらいが良いの?
実際、トレンドだったり時代によって着こなしは変化しますが、ボタンをかける際にお腹を凹ませないと閉まらないのはもちろんNGですが、スッキリ着たいのであればシワが入らないもしくは横に引っ張られ過ぎていない(シワは軽く横に1本入るくらい)が判断基準としては良いです。
楽に着たいのであれば、シワが入らない身頃(ボタンを掛けた際)のサイズを選ぶとストレス無く着ていただけます。この着こなしでは「スタイリッシュ感が無く嫌だな」という方は、ボタンをかけた際、横に入るシワは薄っすら1~2本程度のものを選ぶと良いです。
注意
- お腹を凹ませないとボタンがかけられないサイズはNG
- スッキリ感が強調されますが、まず掛けているボタンの糸がヘタるのと、最悪の場合知らないうちにポロリとボタンが知らないうちに落ちてしまう原因になってしまいます。
ですので『スッキリがいいんだ!』の主張はほどほどにされた方がいろいろな観点から良いです。実際私もジャスト中のジャストでオーダーで仕立てましたが、中年太りで苦しくなりました
もしスッキリ感を強調したいのであれば、少し筋トレをして大胸筋を鍛えるとジャケットの見栄えは良くなります。衣類全般に言えることですが立体的な構造になっています。ですので鍛えて立体的に見えるように頑張ってみるのも良いと思います。
実際鍛えている方がジャケットやスーツを着ていると格好良く見えますよね♪
それは出ている所が出て凹んでいることが好ましい部分は凹んで立体的に強調する部分は強調されているからです。
この記事を読んだついでに騙されたと思って筋トレも初めてみるのも良いかと思います(笑)
ちなみに私は、小学生頃から高校まで野球、格闘技をやっていたので筋トレは昔からやっていたせいか胸囲は身長にしてはある方です。 ですので自分で言うのもなんですが、ジャケットを着ると結構、似合っちゃってます(笑)
自分に合ったスーツの袖丈の長さ
袖丈は下に着ているシャツの袖が3㎜程度見えるのが好ましいです。
私の記事に「スーツをかっこ良く着るには?3つのリフォーム方法」にも掲載させていただいてますが
袖丈の基準は親指の先から11㎝が好ましいです。
厳密に付け加えるとモードなテイストの場合は親指の先から11㎝、クラシックなテイストの場合は親指から13㎝ですが注意点があります。
この方式に当てはめすぎてしまうと、袖が短くなりすぎてしまったり、下に着ているシャツの袖が見えなかったりする場合もあります。
普通の会社員の方が、袖が短すぎると「上司に短すぎると言われる」など弊害が出てきてしまったりというケースもあると思います。
ですので基本的には、「親指の先から11㎝」が好ましいです。
会社であまり着こなしに関して言われない方は、あえて短めの感じにしても良いと思いますが、短めにするとしても親指から13㎝以上は短くしない方が見た目も良く、印象も好印象をキープでき良いかと思います。
ただここでも注意すべき点があります。
親指の先から計るので、親指の長さが長い方もいれば短い方もいらっしゃると思います。
ですのでここでもそうですが、一つの判断基準としてとらえてもらうのがベストです
かたくなに「親指の先から11㎝だ」とならずに、まずは基本的な長さを確認してから、自分好みの長さにリフォームで微調整するようにすると選ぶ際にどうしようと迷わない綺麗な見え方にもなり着こなしている感にも繋がります。
注)フォーマルスーツ
フォーマルスーツ(礼服)の場合は親指から10㎝にするとシャツが見えないけども、出過ぎていない「ほど良い長さ」になりますのでフォーマル(礼服)の場合は、あえて下に着ているシャツの袖が若干見えるか見えないかくらいの長さに合わせましょう。
自分に合ったスーツの着丈
ジャケットの丈の長さですが、こちらも「スーツをかっこ良く着るには?3つのリフォーム方法」に掲載してますが
基本的にはジャケットの裾がお尻の真ん中あたりにくると胴長に見えない、バランスになります。
短いのが嫌な方の場合は真ん中より2㎝くらい下(指1本分程度)にくるものを選ぶと良いです。
お腹がポッコリ、もしくは臀部がスポーツをやっていて大きい方は、ベント(センター、サイド)割れている部分が跳ねてしまったり、開いてしまう場合もありますので、そうなってしまっている場合はお尻の下(終わりの部分)に合わせると解消され体形に合った綺麗な着こなしができます。
ですので着丈の長さを見る場合は、そういった身体的特徴も加味しながら選ぶことをお勧めします。。
ここまではスーツの上着(ジャケット)の選ぶ際のポイントになります。
ここまで読んでいただくとわかると思いますが、選ぶ際のポイントは、スーツは縦と横のバランスを見ながらサイズを選ぶことが重要だということがお分かりになったと思います。
スーツって結構奥深いですよね!
自分ですべて選ぶのって結構大変だなと思った方は、ショップの店員さんに「こういう風に着たい」「着こなしたい」ということを伝えて、何点かチョイスしてもらいそこから選ぶ方がスムーズにサイズ選びができると思います。
たまにショップの店員さんが、ピッタリくっついてくるしつこい方もいらっしゃるのでそれが嫌な場合は「ちょっとゆっくり見せてもらいますね」←これ結構効きます
など一言を伝えるだけでくっついてこなくなりますので、マンツーマンで付きっきりが嫌な方はこの方法を使うことをお勧めします。
自分に合ったスーツのヒップと渡り幅
ヒップと渡り幅(太ももの部分)のサイズ感についてですが、まずはヒップの部分からです。
ここはスーツの生地が劣化しやすい部分にもなり、裂けたりしてしまう部分にもなります。
ですので簡潔に言うと「窮屈すぎるのはアウト」です。
「じゃぁきつ過ぎるのってどういう状態なの?」
それはお尻の真ん中の縫い目の部分が外から見えてしまっている状態の事です。
こうなっているとベルトを通す部分(マーベルト)と後ろのポケットの間の部分が横にシワが入ります。
最近だとスッキリ見せたいがためにピタピタのフィット感の今にも裂けてしまいそうな着こなしの方が
多く見受けられますが、それは急速劣化、もしくは裂ける原因にもなり
せっかくのスーツが購入してから1ヶ月程度でダメになってしまう場合もあります。
ですので何事もそうですが「ほどほどに」です。
ヒップもリフォームで多少広げたりできますが、劇的に変わるものではありません。
ですので最初のフィッティングの際のサイズ選びの時点で解消しておくことが良いです。
渡り幅(太ももの部分)もそうですがここは前側の部分の折り目が歪んでしまったり
太ももの筋肉のつき方がわかるほどのフィット感のものは避けておくことが賢明です。
基本渡りの太さはウエストの大きさで決まっています。 ですので太ももがキツイ場合は
サイズを大きくすると解消されます。
その際にウエストが緩くなったらリフォームでウエスト詰めでジャストサイズに調整できますので
渡り幅はピタピタではなく指でつまんで人差し指の第一関節までつまめる程度のものを
チョイスしましょう。
またその逆もあり、太すぎると「短足」に見えてしまう場合もあります。
ビジネスにおいてスーツ着用時の第一印象は重要です。
私個人の格言ですが「スーツは格上げしてくれるアイテムだが、着こなしが悪いと格下げアイテムになり得る」です。
仕事を依頼する相手の着こなしがルーズすぎてだらしないと「この人に任せて大丈夫かな?」なんてことにもなりかねないと
個人的には思っており、やはりスッキリ体に合っている(ピタピタにならない程度)人の方が「こいつできるな」と
第一印象で好感触を得られると思います。
ですのでスラックスのサイズ感もしっかり要点を抑えてサイズを選ぶことは重要です。
- スラックスの縫い目が外から見えるほど引っ張られていないか
- 腰のあたりに引っ張られた横シワは入っていないか
- 渡りは指でつまんで人差し指の第一関節まできているか
ここに注意してサイズを選びましょう。
自分に合ったスーツの裾幅
スラックス(組下)の裾幅ですが
ここにモタツキ(広すぎる)が出過ぎてしまうと、だらしなく見えてしまう傾向があります。
こちらもその時々のトレンドに左右されることはございますが、例えば最近だと「短丈」くるぶし丈で履いている方が多くなりますしたが、スラックスの裾幅が太すぎない方が足長で格好良く見えます。 ですのでほど良い幅かがポイントです。
くるぶし丈で履く場合、裾幅は極力細い方が綺麗な見栄えになります。
ですのでくるぶし丈で合わせる場合は、裾幅に注視して選びましょう。
太いかなと感じたらリフォームもできますので、少し細くすることをお勧めします。
ただここでも元々の太さがあり、ウエストの大きさによって裾幅が変わるということ!
ウエストが大きいものだと渡り幅もそうですが、裾幅も太くなります。
ですので、裾幅が細い方が良ければウエストサイズをワンサイズダウンさせると多少解消されますので
履いた際、横から見て目視して確認して下さい。
裾幅をリフォームしないで履く場合は、くるぶし丈にするのではなく
くるぶしの下、もしくはくるぶしの下から1.5㎝~2.0㎝下(指1本分くらい)を目安にとると
モタツキも解消され見た目も良くなり、やり過ぎ感もなく綺麗な見栄えになります。
この裾幅(口幅ともいう)に関しましても「スーツを格好良く着るカスタマイズ方法」に掲載してますので
気になる方は覗いてみてください。
自分に合ったスーツの股下
上記でも少し触れましたが、股下は基本的にはワンクッションもしくはハーフクッションが良いです。
ワンクッション・・・裾の部分が一回折れている状態
ハーフクッション・・・裾の部分がやや折れている状態
基準的には、ノークッション等,賛否両論色々ありますが、ビジネスシーンにおいてノークッションは「短すぎる」
という声も多いです。 ですので短すぎるのが好きではない方は「ワンクッション」
長すぎるのが好きではない方は「ハーフクッション」が良いです。
たまに短いのが好きだからといってかかとギリギリで合わせている方もいらっしゃいますが
「ファッションは個人の自由」という観点からだとそれでも良いと思いますが
見栄え的にはワンクッションくらいに抑えておいた方が良いですし、相手に
好印象を持ってもらえる着こなしにになりますので、無理にとは申し上げませんが
股下を合わせる際は「かかとギリギリ基準」ではなく「ワンクッション」でまず合わせて
そこから5㎜程度長くする程度をお勧めします。
股下の長さを決める際は、このことに注意して選ぶと良いです。
ここまでが私のおススメする
【スーツ初心者必見】スーツを選ぶ時のポイントになります
いかがでしたでしょうか(^^♪
人それぞれ骨格や肉付き、体形が違いますので是非このことを参考にして
大事な場面やお仕事、色々なシーンで必ず着ることがある、格上げアイテムである「スーツ」をお選びいただけたら幸いです!!
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